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チェコまでビール飲みに行ってきた③

~前回までのあらすじ~
駅係員のねーちゃんにキレられるひらばやしひであきであった。
hira-hide.hatenablog.com

2018/8/27(月)

事前にツイッターで「クトナー・ホラにはいろいろ観光名所があるよ」と教えて頂いたので、この日はクトナー・ホラで酒を飲んで観光することにした。見に行ったのは以下の二箇所。

  • セドレツ納骨堂
  • 聖バルボラ教会

どっちもインパクトがあってオススメです。

クトナー・ホラへの旅路

プラハからクトナー・ホラへは先日同様チェコ鉄道を使っての移動となる。駅係員ガチャでハズレを引かないように祈りながらまたチケットカウンターへGO。祈りが神に届いたのか、この日はキレられることなく往復チケットを買うことができた(ただし駅係員のねーちゃんの応対は虚無だった)。
プラハ本駅からクトナー・ホラ駅 (Kutná Hora Hlavní Nádraží)までは片道108CZK(約540円)で所要時間は約一時間。ピルゼン側はあまり電波が良くなくてしょっちゅう圏外になってたけど、クトナー・ホラ側は町を繋いでいくような路線だったからか、基本的にLTEが入るくらいには電波環境が良かった。

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で、電車にガタゴト揺られて一時間、クトナー・ホラ駅に到着。駅周辺は結構な田舎で、これといったものはない感じ。

セドレツ納骨堂へ

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セドレツ納骨堂までは歩いて16分とのGoogle Map情報。天気も良いしゆっくり歩いていくことにした。

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歩道にはこんな可愛らしいプリントがあって1人ではしゃいで写真を撮っていた。1人はしゃいで歩道の写真を撮るアジア人オタク。地獄絵図。
ぼくの前を歩いていたプリケツブロンドねーちゃん二人組のあとについていったら、目的地であるセドレツ納骨堂が見えてきた。

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さてこの教会、外観は普通の教会だけれども、「納骨堂」と名前にある通りもともとは墓地だったとか。外観だけ見ると普通の教会だけれども、内観が普通の教会とはわけが違う。

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ご覧の通り、あらゆる装飾品が人骨で作られている。なんともまあ酔狂なことをするもんだ。このような人骨の装飾がある教会はここだけでなく、イタリアやポルトガルにもあるのだそう。
得も言われぬ心持ちになりつつ、納骨堂をあとにしてクトナー・ホラの中心街へ向かうこととした。

クトナー・ホラ中心街と聖バルボラ教会

セドレツ納骨堂もいわば町の外れの方なので、中心地までは結構な距離がある。

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「天気も良いし歩いていくか」と軽い気持ちで歩き始めたけれども、この道ほっとんど影になるものがなくて直射日光ガンガンだから暑くて死ぬかと思った。それでもさすがヨーロッパ、湿度が低いから不快指数は低くて助かった。
中心街に着いたのが確か12時半ごろで、先に腹ごしらえをするかと思い、近くにある伝統チェコ料理レストランの Restaurace Dačický に行ってみたが、ランチタイムど真ん中ということもあり満席。受付のおねーちゃんが「今だと一時間待ちくらいかな」と大体の時間を教えてくれたので、こりゃあ丁度いい、先に教会を見てこよう、とプラン変更。
「それじゃあ先に聖バルボラ教会見てくるから、またあとで戻ってくるよ。13時半ごろだね?」と聞いたら「お待ちしてますねー!」と快いお返事をいただけた。とても親切で笑顔の明るいおねーちゃんだったから一億点です。

聖バルボラ教会 (Chrám svaté Barbory)

Restaurace Dačický から聖バルボラ教会までは歩いて10分程度。表通りではなく裏通りを通っていくんだけれども、この通りがすこぶる美しくてオタク大はしゃぎ。

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高台になってるからこんな風に景色が一望できたり、

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なんか彫刻が並ぶ道があったり。

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で、ここを抜けると聖バルボラ教会が見えてくる。外壁は一部工事中のところもあったけど、それでも圧巻の美しさ(母親にこの写真を見せたところ、尖ってて刺さりそう、との感想)。

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中には美しいステンドグラスの数々とパイプオルガン。これらに圧倒されて、ただでさえ少ない語彙力が吹き飛ばされて「すげぇ~~~」しか言ってなかった。

Restaurace Dačický

教会の見学を終えて13時過ぎ、レストランに戻る良い頃合いだ。戻ってみるとさっきの愛想のいいねーちゃんが「待ってたわ!」と言わんばかりの笑顔で出迎えてくれた。座席は現地の母娘との相席。お邪魔します。
Restaurace Dačický

何度も言うが今回の旅行の主目的はビールである。何はともあれビールを注文だ。

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六種の飲み比べセットがあったので注文。ウエイトレスのねーちゃんが飲む順番を教えてくれたので、それに従って「すわ、いざ飲まん」とグラスを手に取ろうとした瞬間、隣の母娘の娘さんの方が「その順番はイケてない」とオススメの順番をレクチャーしてくれた。
当たり前のことではあるが、風味の強いビールを先に飲むよりは軽いものから飲んでいったほうが一つ一つのビールを堪能できるので、その順番を教えてくれたのであった。優しい~~~。その他にもオススメのチェコの酒やらクトナー・ホラ意以外の観光スポットも教えてくれたので、こりゃあもう一度チェコ旅行に行かねばなるめえな。

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ちなみに料理はこんなクソデカソーセージなんか肉を煮込んだやつを食べました。

プラハに戻ってBeerGeek

クトナー・ホラの観光を済ませてまた電車でガタゴト一時間、無事プラハに戻ってきたので、「そうだ、ビールを飲もう」とビアパブ探し開始。
メトロでちょっと行ったところにBeer Geekというぼくにぴったりな名前のビアパブがあるのを発見したので、早速メトロに乗り込んでJiřího z Poděbrad駅へと向かった。
Beer Geek Bar (BeerGeek Bar & Pivotéka)はJiřího z Poděbrad駅から歩いて2分程度、デカイ看板があるからすぐに分かると思う。

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この看板の右隣に地下へ続く入口があるから、そこを下っていくとビール天国が待っていた。チェコの様々なクラフトビールだけでなく、ヨーロッパ中のビールがだいたい一杯500円くらいで飲める最高の場所でした。

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あと店のTシャツもその場で買えたからついつい買ってしまった。これを着て浴びるほどビールを飲まなければ。

8/27はこれでおしまい。