チェコまでビール飲みに行ってきた②
~前回までのあらすじ~
ウィーン国際空港の滑走路をバンで爆走したひらばやしひであきであった。
hira-hide.hatenablog.com
2018/8/26(日)
前日の到着が遅かったから空港で買おうと思ってたSIMカードが買えなかったので、この日はまずプラハ市内にSIMカードを買いに行くことにした。
泊まってるホテルが川を渡って西側だったのと、行こうとしているVodafoneショップが10時開店だったので、散歩がてらカレル橋や旧市街広場を見て、プラハ本駅でメトロの乗車券を買ってからにすることとした。
ホテルからプラハ本駅まで
Googleマップでのルート
https://goo.gl/maps/UmVQxZNCBiA2
Google Mapのタイムラインと自分の記憶をもとにルートを引いてみた。まずはマーネスーフ橋( Mánes Bridge )を渡って旧市街広場へ。マーネスーフ橋を渡り切ると左手にルドルフィヌム( Rudolfinum )というコンサートホールが見えるが、これがザ・西洋建築!って感じでキレイだった(これを書くまでなんの建物か知らなかった)。
そのまま道なりに進むと急に開けた広場に出て、ここが旧市街広場となる。
日曜朝だから閑散としてるけど、後日、昼間に訪れたら観光客と大道芸人でごった返していて観光地然としてたので、やはり訪れるべき場所のひとつなのでしょう。ちなみに細かい情報とかはなーんにも知りません。酒を飲みに来ただけなので。
さて、そんなこんなでプラハ本駅( Praha Hlavní Nádraží )に到着。チェコ語でHlavní が「主な」とかそんな意味で、Nádražíが「駅」。そのままの名前だ。ゆっくり歩いたから50分くらいかかったかな。
チケット購入ミッション
プラハ本駅での目的はトラム/バス/メトロ共通券の3日フリーパスと、本日のメイン目的地であるピルスナー・ウルケル醸造所のあるピルゼン( Plzeň )までの乗車券を買うこと。
トラム/バス/メトロ共通券は自販機があるからそれで購入。3日フリーパスで310CZK、約1600円。使い方はヨーロッパでおなじみの乗車時にチケットに打刻して、そこから72時間は有効ですよってやつ。
こっちはいいんだよ、こっちは。自販機で買えるから。問題はチェコ鉄道の方のチケットだ。チケット売り場は少し分かりづらいけど、プラハ本駅に入って少し坂を下ったところにある。券売機がなくすべてスタッフとのやり取りなのだ。
チェコ国内のチケット購入はチケットカウンターの左手側、だいたい旅行客で列ができてるからわかりやすい。しばらく並んでいるとぼくの番がやってきた。
ぼく「プルゼニまでのチケットください」
スタッフのねーちゃん「あ?どこだって?」
ぼく「プ、プルゼニまで…」
スタッフのねーちゃん「”ピルゼン”な。105CZK。」
ぼく「ハヒィ」
と、割とマジで上記のような対応をされてしょんぼりしてしまったが、プルゼニは英語発音での読み方で、チェコ語発音ではピルゼンなので、嫌な顔されて塩対応されても仕方ないっちゃあ仕方ない。何はともあれチケットは買えたので一安心。
SIMカード購入とカレル橋
これでトラム/バス/メトロに乗り放題になったから、Vodafoneショップまでメトロで行くことにした。メトロとトラムの行き先が書いてある便利マップがこちら。
元のPDFもついでに。
https://czech-transport.com/images/tram_metro_17_03_25.pdf
メトロのMůstek駅そばにVodafoneショップ( Vodafone prodejna )があったので、Praha Hlavní NádražíからまずはCラインでMuseum駅に向かい、Aラインに乗り換えてMůstek駅へ。プラハのメトロはホームも車両もそこそこキレイで、夜でも安心して乗れるのでバンバン使ってください。
Můstek駅についてさっそうとVodafoneショップへ向かい、店員のキレイなねーちゃんに「プリペイドSIMほしいねんけど」と伝えたら、さっきのプラハ本駅とは全く違って丁寧に案内してくれた。やっぱり駅員は相手する観光客の数が多いからストレス溜まるんだろうか。
VodafoneのプリペイドSIMは4GBのデータ通信のみで600CZKのものを購入。こんなに使わんなあ、と思いつつ、提示された最低のプランがそれだったから仕方なく。後々調べてみたところ、O2 SIMだともっと少ない容量のものもあるみたい。購入を検討している方はお好きな方をどうぞ。どちらもそこら中にショップはあります。
Vodafone prodejnaからカレル橋までは歩いて15分程度。SIMカードのActivationまでにも15分程度というちょうどいい塩梅の歩行時間。
川べりをしばらく歩いているとこんな感じに良いフォトスポットがあり、だいたいみんなここから写真を撮っていた。カレル橋は渡ってももちろんキレイだけど、ぼくは外から見るほうが好きだったな。
Pilsner Urquell brewery
SIMカードも手に入れて旅の準備は整ったので、再度プラハ本駅に戻って今度はチェコ鉄道でPlzeňへ。チェコ鉄道の時刻表はこんな感じ。
はっきり言ってこれをパッと見ただけでは、どの電車がピルゼンに向かって、どのホームから出るのかは全くわからん。そんな困ったちゃんのためのお役立ちサイトがこちら - Czech-Transport.com - transportation services: train and bus tickets, transfers in taxi, bus rental, excursions.
チェコ鉄道の公式サイトはなんか知らんけどクッソ重たくて調べづらいので、ぼくのおすすめはこのサイト。From city, To city, Travel dateを入力すればどの番号の電車に乗ればいいかが出てくるので、あとは駅の時刻表でそれが何番ホームから出るのか調べればオッケー。
プラハ本駅からピルゼンまでは約90分。ガタゴトと電車に揺られながら、車掌さんが来たら検札してもらい、頭の中では石丸謙二郎がナレーション。
そして到着、ピルゼン駅。大きな駅ですね。ここから醸造所までは歩いて10分程度だったかな?逆側の出口から出ちゃったからもう少しかかったけど、人の流れについていけば多分迷わないはず。
醸造所の中にはレストラン、パブ、総合案内、おみやげ屋などがあり、橋を渡って15分ほど歩くと別の醸造所にもつながってるから、ちゃんと見ようと思ったらまるまる一日使えそう。ただしぼくの目的はビールなので、構わずパブへ直行。
この日一杯目のビール。ウンメェ~!俺好みのもの。完飲。ちなみに350mlで45CZK(約230円)。観光地価格でもこれなんだからそりゃあ浴びるほど飲んじゃうわな。
ツアーの詳細については多分他の人が細かく解説してくれてるのでそっちを参照してもらって、ここでは試飲の話のみを。試飲できるビールは樽出し火入れ前無濾過ピルスナー・ウルケル。ここでしか飲めない限定品。
濾過をしてないのでヴァイツェンのように濁っている。普通のピルスナー・ウルケルに比べてちょっと甘みが強かったかな?何にせよ美味い。
ツアーが終わったら即座にプラハ本駅へ戻り、夕飯は旧市街広場の近くにあるVinárna Puškinにて頂きました。
www.vinarnapuskin.cz
見返すとめちゃくちゃピンぼけしてんな……前菜のエスカルゴ、メインの肉プレート、あとビール。
いまだにレストランのルールが良くわからんのだけど、前菜は必ず頼まなきゃあかんもんなんかね。
8/26はこれでおしまい。