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ベルギーまでビール飲みに行ってきた④

~前回までのあらすじ~

一年分のベルギービールを堪能したひらばやしひであきであった。

hira-hide.hatenablog.com

緑の中を走り抜けてく真っ赤なタリス

この日は出発前から計画していた電車でアムステルダムへGo!の日。高速鉄道タリスに乗ればブリュッセルからアムステルダムまで1時間半でいけるということをベルギーのオタクに教えてもらったので、出発前からネットで予約していたのだ。

最初は手数料のかからないタリスの公式サイトから予約しようとしていたのだが、何度やってもシステムエラーと出てしまって予約ができなかった。

Train tickets - Paris, Brussels, Amsterdam, Cologne | Thalys

ということで、手数料がかかってしまうが渋々レイルヨーロッパから予約することにした。

https://www.raileurope-japan.com/

一ヶ月以上前に予約をするとかなり割引されるようなのだけれど、残念ながらぼくが予約したのは一週間前くらいだったので、往復で150ユーロくらいかかってしまった。電車に乗ってヨーロッパの国跨ぎを一回はしてみたかったので、結構ワクワクしながら発車駅のブリュッセル南駅へ向かった。

ベルギーの品川

ブリュッセル南駅は高速鉄道発着駅ということで隣国とつながる駅となるため、駅構内が結構広くおみやげ屋さんもあってなんとなく品川駅っぽかった。ちなみに、ここで買えるキュベルドンというお菓子が美味しかったのでおすすめです。

www.euro-ex.com

駅構内には電光掲示板が多く設置してあり、ピクト表示もわかりやすいので迷うことはないけど、ヨーロッパの電車は余裕で10分20分遅れたりそれでホームが変わったりするので、自分の乗る電車の情報は逐一確認しましょう。

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電光掲示

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ピクト表示

唯一分かりづらかったのは何号車がホームのどのへんに停まるかくらいですね。多分どっかには看板があったんだろうけど見つけられなかったので、駅員のおばちゃんに聞きました。

しばらく待っているとタリスが到着。ここで脳内ナレーションが石丸謙二郎にチェンジ。

グレードが確か3つあるんだけど、一番下の二等車でも無料WiFiが使えてコンセントも付いてるので快適でした。

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足元コンセント

アムステルダム中央駅到着

のんびりと田舎道を眺めながらガタゴトされること約一時間半、アムステルダム中央駅に到着。赤レンガの作りで東京駅っぽい。

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アムステルダム中央駅

アムステルダムに行って何をするか何も考えてなかったけど、前日ホテルで色々調べていたらハイネケン工場見学があることを発見したので即予約。まずはそこへ向かってビールを飲むことにした。

Heineken Experience

ハイネケン工場見学はWebページからサクッと予約可能で、体験料18ユーロでハイネケンが3杯飲めるのでアムステルダムに行く予定がある人は皆さん予約しましょう。

www.heineken.com

一応予約時に時間を指定するんだけど、30分以上早く行っても入れたから遅れさえしなければ適当でいいっぽい。

工場見学の内容は普通のビール工場見学と変わらず、歴史を見たりビールの製造工程を勉強したり。一通りこれらの見学が終わったところでまずは作りたてのハイネケンが一杯提供されるんだけど、ここで他の工場見学とちょっと違うアトラクション的なのがあって、「自分がこれから出荷されるハイネケンの体でビール飲み場まで向かう」といった映像体験コーナーが用意されている。意外と面白かった。

これが終わるとお待ちかねのビールタイム。外が相変わらずクッソ暑かったから最高にうまいね。

このあともうちょっと体験コーナーなのがあるんだけど、その中に一箇所「好きなメッセージを入れたハイネケンを作れるコーナー」があったので、せっかくだから名前入りボトルを作ってみた。マイネームイズヒデアキヒラバヤシ。

最後にちょっとしたクラブみたいな雰囲気の場所に出て、そこで追加で生ハイネケンが二杯飲めるので、最初の一杯と合わせて計三杯となる。普段ハイネケンそんな飲まないけどピルスナーだから暑い日には最高ですね。

アムステルダム国立美術館

次はどこに行こうかと悩んでいたところ、ちょっと歩いたところにアムステルダム国立美術館があることを知ったので、ほろよい気分で美術館へ向かった。

何が展示されているのかろくに知らんままとりあえず行ってみたが、なんとまぁフェルメールの「牛乳を注ぐ女」レンブラントの「夜警」ゴッホの自画像があったのでひらばやしひであき大興奮。レンブラントの「夜警」は修復作業中だったけど大いに楽しめた。

ビールも絵画も十分に堪能したので、またタリスに乗ってブリュッセルへと帰還した。

ブリュッセルといえばEU本部だろうが

さて、ブリュッセルに戻ってきたのが夕方6時頃。暑さも少し和らいできたのでもう少し観光するか、ということで一度生で見てみたかったEU本部へと向かった。メトロの最寄り駅はSchuman。いま調べて初めて知ったけどこの建物ベルレモンって名前なんか。

みんなブリュッセルに行ったら見るもんだろ、と思っていたけれど観光ガイドにも全然出てこない。個人的にはアトミウムより断然上位に入ると思ってたんだけど。

まぁこれだけといえばこれだけなんで、わざわざ見る必要もないっちゃないか。

ついでに世界一うまいフライドポテト

秒で終わるEU本部観光、このまま戻るのも癪なので、ちょっと歩いたところにある世界一うまいと噂のフライドポテト屋さんに向かった。その名もMaison Antoine。

ベルギーではフリッツと呼ばれる二度揚げタイプのフライドポテトが伝統料理で、NYタイムズで世界一うまいって紹介されたらしい。このMaison Antoineがある場所はカフェのあるオープンスペースで、買ったフリッツをそのまま持ち込んで酒が飲める最高の広場になっている。

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ジュルダン広場

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Maison Antoine

噂に違わぬ人気店で大行列が出来ており買うまでに30分くらいかかった。買うときにはサイズとソースの種類を言えばOK。ぼくはお腹ペコリーヌだったのでラージサイズを注文してソースはピリピリソースとかいうおちゃらけた名前の辛いソースにした。

ところがこのピリピリソース、おちゃらけた名前のくせに結構辛い。どちらかというとヒリヒリソース。

世界一うまいかどうかはわからなかったけれど、アツアツホクホクで確かに美味かった。ラージサイズは結構な量があったので、食べ終わるまでにビールを二杯注文。

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ジュピラー

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グーズ

7/23はこれでおしまい。