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相変わらず作ってるよ、年賀状

もっぱら旅行の記録をつけてたこともあってコロナ前に比べて更新頻度がぐっと減ってしまったけれども、相変わらず年賀状には頭を悩ませてるから久しぶりに年賀状のことを書こうと思う。

来年は辰年ということで、ドラゴンを使ったネタに何があるかと二週間くらい考えていたところ、ふとアレのことを思い出した。
そう、みんな大好き「魔界のドラゴン夜光剣キーホルダー」だ。剣の周りに龍が巻き付いたアレだ。

これをモチーフにしてなんか面白いことできないかなぁとあれこれ考えているうちに一週間が経過し、二週間が経過し、気づいたら12月になっていてまた例年のように焦っていた。
しかしまあこれを使って面白いことをやろうにも、じゃあ例えばこのキーホルダーをおしゃれに身に着けてきれいな写真を取ってくれるようなトンチキなモデルとカメラマンが知り合いにいるのか、ということで頭を抱えていたが、良いことを思いついた。
そんなトンチキなモデルとカメラマンがいないんだったら作れば良いじゃない。

かがくの ちからって すげー!

2023年に急激に発展してきた技術がありますね。そう、生成AI。
もはや実在するものと見紛うレベルの画像すらも生成してくれるんだからこれを使わない手はない。
今回使ったサービスはMicrosoftのBing Image Creator
www.bing.com
Microsoftアカウントがあれば無料で使えるので、とりあえずこいつを使い倒した。

「剣の周りにドラゴンが巻き付いたデザインで3cm程度の大きさのキーホルダーを手に持って微笑む男性」で試しに生成してみたところ、こう…なんというか微妙に惜しいものばかりが生成された。なんとなく求めているものと違う。

画像生成AI初トライ

なんだろう…微笑んでるのがなんか違うのかな。「空を眺める」とかにしたらどうか。

剣の周りにドラゴンが巻き付いたデザインの小さなキーホルダーを握って、都会の喧騒の中で空を眺める男性

だいぶ良い線まで来たけどもう少し頑張ってくれ!あと左上のやつ空眺めてねーぞ。右上に至っては手しか写ってないし。ちゃんとやれ。

神社モチーフにしてみたらどうか

ここで今一度自分がなんのために生成AIにこんなトンチキなモデルたちを生み出させているのかを振り返ってみたが、年賀状のイラストのためだった。だんだん楽しくなってきて目的を忘れてしまっていた。
「年賀状の写真として映えるのはやっぱり神社じゃねーの?」と思い直して、方針を変更。なんでかは分からないが剣の周りに龍が巻き付いたキーホルダーを崇め奉る架空の神社を作ってしまえ。

剣の周りに龍が巻き付いたデザインの小さなキーホルダーを神社に奉納している様子

良い!だいぶ良くなってきたよ!やればできるじゃんAI!もう少し奉納してる感を出してくれ!

剣の周りに龍が巻き付いたデザインの小さなキーホルダーを、人々が神社に奉納している様子

右下すげ~~~良いんだけど龍がデカすぎる。次点で良い味出してる左下に決定!

ありがたいお守りの類

この人たち何してんだろうな。怖すぎ。こうしてフェイク画像が作られていくと思うと恐ろしい。でもこんな神社がひとつやふたつあったほうが面白いと思うな。

完成稿

というわけで生成AIに頑張ってもらったことでトンチキな神社の写真を使った年賀状が出来上がりました。ふちなしフルカラー印刷に金の箔押しまでつけてなんと431円/枚。高すぎるが楽しかったので良しとする。来年も皆さんよろしくお願いいたします。

完成品

おまけ: AIが生成してくれたソーシャルメディア向けタイトル案

久しぶりに記事を書いたらはてなブログのサービスで「記事の内容からAIでタイトルを生成する」というのがあったのでやってみた。

AIの考えたこの記事のタイトル

フェイクにもほどがあるだろ。「神秘的な龍と剣が織りなす神社の風景を公開!」じゃないよ。そんな神社あってたまるか。