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今年も年賀状の季節がやってきたよ

やってきたよ。きてほしくないのに。今年もな~んにもネタが思い浮かばないまま12月半ばになってしまった。
「寅年だからしまじろうでいいじゃん。いつもしまじろう実況してるんだし」とかも言われたけど、ただしまじろうのイラスト描くだけだと意味わからんしかといってしまじろうを使ったネタも思い浮かばんしで今年も例年通り頭を抱えていた。

去年は斜め上な感じのネタがギリギリ思い浮かんでなんとかなったけど、虎ってマジで難しい。ちなみに去年のネタはこちら。美味しそうですね。うさぎも同じ路線でいけるかもしれない。
hira-hide.hatenablog.com

で、頭を抱えながら家をうろうろしていたところ、とある本が目に入った。2003年刊行の「3D不思議アート」である。

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良い本です

中学生当時、読売新聞で毎週楽しみに見ていたステレオグラムが一冊の本として発行されるということでウキウキしながら購入したもので、18年経った今でも大切に本棚に並べている。

「なんも思い浮かばんしこれでいこ!」

ということで今年はこれになりました。

その声は、我が友、李徴子ではないか?

まあ虎といえばやっぱり竹林でしょ、という安易な発想の元、竹林パターンを使って虎が浮き出るステレオグラムを作ることにした。さて、何が必要か?ということでざっと洗い出してみよう。

これくらいかな?と洗い出したところで作成スタート。最初の2つはグーグリングで適当に持ってくれば良いけど、問題は3つ目だ。どうやってステレオグラムを作るか。ダメもとで「ステレオグラム ソフト」とかいう適当なワードでググってみたら「StereoPict」という便利なソフトを発見
www.vector.co.jp

ランダムドットを使ったものや自前で用意したパターンを使ったものでステレオグラムを生成できる、ステレオグラム作成にあたってだいたいなんでもできるソフトで、相当昔のソフトだったけどWindows 11でも正常に動作してくれた。マジ助かる。詳細な使い方はこの辺を参考にしてください。
report.hot-cafe.net

自前で用意したパターンを用いる上でいろいろ試行錯誤したけれど、注意すべき点は以下2点くらい。

  • 幅150pxくらいにする: こうしておかないと焦点距離がめちゃくちゃ遠くなって見えづらい
  • 密な感じのパターンにする: こうしておかないと不自然さが増す

また、上のStereoPictの使い方紹介ページでも書いてあるけど、浮かび上がらせたいイラストはなるべく単純なベタ塗りパターンじゃないと、見えづらかったり生成したステレオグラムが不自然だったりと問題が出てくるのでそこも注意点の一つ。

試行錯誤の末に完成したステレオグラムがこちら。平行法で浮かび上がるようになってます。

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見えるかな?

今年もお世話になります

やっぱり全面印刷のほうが見栄えがいいだろう、ということで今年も去年と同じ印刷業者「ふち無しはがき印刷本舗」へ発注。良い業者さんですよ。
www.aisatu.jp

完成品はこちら。はがきサイズにするために横幅圧縮したり印刷で少し色味が暗くなったりしたのでちょっと見えづらいけどご愛嬌。それでは良いお年を。

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印刷ミスにしか見えねえなこれ